島岡 達三 作『象嵌 赤繪皿』

この作品の買取価格・作家について

皆様こんにちは。緑和堂でございます。

今回ご紹介するお品物は島岡 達三 作『象嵌 赤繪皿』です。

島岡 達三は1996年に縄を使い模様を付ける「縄文象嵌」という技法で重要無形文化財（人間国宝）に認定された人物です。

今回のお品物は上品な絵付けが日本のわびさびを感じさせる素晴らしい作品となっており、画像では伝わりづらいかと思われますが、こちらのお品物は直径が40ｃｍ近くある大作であり実物を目の前にすると息を呑むほどの迫力を感じます。
保存状態も非常に良く、作品を納める専用の木箱と作品自体も傷や汚れなどが無い状態の為、今回の評価額となりました。

島岡達三は現在でも大変人気のある陶芸作家で、今回のお品物よりもさらに大きな作品で青色が特徴の「塩釉」と呼ばれる釉薬を使用した作品ですと評価額が50万円を超えるお品物もございます。

陶器や陶芸の美術品は、焼き方や色付けなど様々な種類があり飽きる事がありません。同じ作家でも得意な焼き物の種類や使用する釉薬によって多種多様あり、またそれぞれ評価額も変わってきます。
その作家の得意な作品・人気の作品を把握していなければ陶芸作品を鑑定する事はできません。
緑和堂では専門知識を持った経験豊富なスタッフが在籍しております。

気になるお品物がございましたら、お気軽に緑和堂までお問い合わせくださいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております。