アルフォンス・ミュシャ 作『羽根』シルクスクリーン

この作品の買取価格・作家について

今回、ご紹介させていただく商品は、アルフォンス・ミュシャ 作『羽根』のシルクスクリーンでございます。

ミュシャは、1860年のオーストリア帝国領にて生まれたアール・ヌーヴォー様式を代表する巨匠です。

子供の頃までは聖歌隊に入り音楽家を目指していましたが、15歳の時に声が出なくなってしまい、合唱隊の聖歌集の表紙を描くなどしたことをきっかけに絵に目覚めていきました。19歳でウィーンにて働きながら夜間のデッサンの学校に通うようになりました。23歳の時に失業してしまうものの、幸運にもエゴン伯爵の弟がパトロンとなり、エゴン伯爵の援助を受けて25歳の時にミュンヘン美術学校へ留学し写実的絵画を会得しました。
大手出版社の挿絵などで生計を立てていた35歳頃に、舞台女優サラ・ベルナールをモデルにしたポスターを制作したことをきっかけに、瞬く間にミュシャの名はオーストリア中で広まりました。
そこからミュシャは大人気作家となり、数々の名作を生み出していきます。
その後、オーストリア帝国が崩壊しチェコスロバキアが成立した際に、ミュシャは無償で紙幣や切手、国章などのデザインを行いました。
現在はチェコ国となっていますが、ミュシャはチェコを代表する国民的画家として誇られております。

ミュシャほど有名な作家ですと、リトグラフやシルクスクリーン、ポスターや葉書など様々なグッズが販売されています。その為、作家や作品名だけでなくそのお品物がいつ製作されたのかが重要になってきます。
例えば、1800年代や1900年代に製作されたものなどは希少価値が高くなり、評価額も高額となっていきます。
今回のお品物は、製作年代で言えば2000年～2020年代のものであり、作品自体は綺麗だった為、上記の評価額となりました。

緑和堂では、アルフォンス・ミュシャをはじめ、絵画作品を集めております！

また、それ以外のお品物もお取り扱い可能でございますので、弊社緑和堂までお気軽にお問合せくださいませ。