藤城 清治 作『レフグラフ こびとたちのパーティー』

この作品の買取価格・作家について

藤城 清治（ふじしろ せいじ）は日本の影絵作家、人形劇作家、影絵劇作家です。

1924年、東京に生まれ、幼いころから画才を認められます。12歳の頃に慶應普通部に入学。仙波 均平（せんば きんぺい）に水彩画、油絵、エッチングを教わります。高校では慶應大学経済学部予科のパレットクラブに入部しピカソ、マチスなどのモダニズム絵画に影響を受けました。
1943年、19歳で5期海軍予備学生として、滋賀海軍航空隊に入隊、20歳で少尉となり、九十九里浜の沿岸防備に就いた際、少年兵達と指人形を使い人形劇を演じました。終戦後、復学しパレットクラブ、児童文化研究会で油絵と人形劇の制作活動に励みます。
1947年、大学を卒業し東京テアトルの宣伝部に入社。会社員をしながら影絵劇の上演や影絵の連載を続け、1951年に東京テアトルを退社。
フリーで活動をはじめ、影絵の絵本「浦島太郎」を出版。ベストセラーとなり一躍、注目を集めます。
現在も絵本製作や人形劇、影絵劇と数々の作品や書籍を発表、出版し続けています。
栃木県那須町には藤城清治の美術館があり、多数の作品を実際に見て楽しむことが出来ます。

今回のお品物は藤城清治の代表的キャラクターの『こびと』がモチーフであるという事、本人直筆のサインもあり、作品自体もきれいで状態が良かった為、今回の評価額となりました。
シミやヤケ等、状態によっては評価額が変動致しますのでご了承下さいませ。

緑和堂では、藤城清治の作品を集めております。
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