査定額に期待がもてる花入とは？

鑑定士が注目する花入の特徴をご紹介

有名作家の作品である

有名作家・人気作家の花入は価値に見合った価格をご提示。
現在では特に山本陶秀や清水卯一の作品は人気がありますので喜んで買取致します。

• 
  山本陶秀 作
  『備前花入』
  参考買取価格
  50,000円
  山本陶秀は備前焼の陶芸家で、備前焼の分野において重要無形文化財保持者に認定されております。ろくろの名手と称されるほどの名工で、陶秀の作品には気品を感じさせる作品が多く現在でも人気の作家です。
• 
  清水卯一 作
  『蓬来鉄耀 花入』
  参考買取価格
  75,000円
  鉄釉陶器の人間国宝として花瓶・茶道具を中心に様々な陶器陶芸作品を制作された方です。晩年には研究を重ね、鉄釉と白釉を合わせた鉄耀白流などの新しい技法を次々に生み出す等しており、高い評価を受けております。
• 
  伊藤赤水 作
  『花入』
  参考買取価格
  100,000円
  五代 伊藤赤水は、佐渡にて江戸時代から続く無名焼という窯元の当代になります。 代々伊藤赤水の名を襲名する名跡であり、当代は2003年に人間国宝に選ばれました。

有名産地で作られた花入である

有名な産地で作られたもの（備前焼・織部焼・無名異焼など）は査定金額が高くなりやすいです。

• 
  備前焼
  岡山県備前市周辺を産地としており備前市伊部地区で盛んなことから別名「伊部焼」とも言います。備前は窯の温度や湿度により焼き方が変わり、同じ陶器が存在しないのが高い評価を受けています。
• 
  織部焼
  岐阜県土岐市付近は始まりとされております。織部焼は食器類だけではなく茶道具にも及ぶ為、主に織部流茶道において用いられています。茶人の古田織部から現代に至るまで多くの人を魅了してきた焼き物になります。
• 
  無名異焼
  新潟県にある佐渡金銀山中より産出される酸化鉄を含む鉱物を含む鉱物を無名異といい、それを高温で焼成して仕上げたものになります。叩くと澄んだ金属音が鳴る特徴があり、個性的な見た目が人気の理由でもあります。