査定額に期待がもてる茶杓とは？

鑑定士が注目する茶杓の特徴をご紹介

有名作家の作品である

有名作家・人気作家の茶杓は価値に見合った価格をご提示。
現在では特に黒田辰秋や即中斎の作品は人気がありますので喜んで買取致します。

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  黒田辰秋 作
  『茶杓』
  参考買取価格
  100,000円
  黒田辰秋は京都の祇園の塗師家に生まれ、蒔絵師の瀬川嘯流に弟子入りします。 その後、河井寛次郎などとの交流により、柳宗悦らと上賀茂民藝協団を創立し、民芸運動の中心人物となっていきます。
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  即中斎 作
  『自作 二ツフシ茶杓』
  参考買取価格
  50,000円
  即中斎と言えば茶道流派表千家の十三代家元です。茶道の家元の主な役割は茶道を広める事、伝統を次世代に引き継ぐことなどが挙げられます。表千家は数ある流派の中でも高い人気があります。

高値が付く種類の竹で作られている

原料に使用される竹にはいくつか種類があり、中でも白竹（しろだけ）、煤竹（すすだけ）、胡麻竹（ごまだけ）、雲紋竹（うんもんだけ）は査定金額が高くなりやすいです。

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  白竹（しろだけ）
  白竹は一般的に裏千家で使用される茶杓になります。お稽古用として使用されることが多い茶杓にもなります。もちろん作家や千家の箱書きがあると評価額としては高くなります。
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  煤竹（すすだけ）
  古民家の囲炉裏の煙でいぶされて自然についたもので、網目には色が着かずに残ったものです。中には100年～150年も前の竹もあり茶道具会でも珍重されておりその為高い評価を受ける傾向にあります。
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  胡麻竹（ごまだけ）
  竹に胡麻の様な模様がある竹のことを言います。銘竹として茶道具会では珍重されてきた竹になります。まさに自然が織りなす美が評価されている理由かと思います。
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  雲紋竹（うんもんだけ）
  ハチクの一種でありハチクの稈に黒褐色の大型の雲紋がついた竹になります。ほとんどの模様が長方形となっておりますが、稀に円形の模様もございます。千家や作家により評価額は変わってきます。