神楽鈴

神楽鈴(巫女鈴)は、「神楽」と呼ばれる神前での歌舞をおこなう際に巫女が持つ鈴です。 また、能や歌舞伎で「三番叟(さんばそう)」を踊る際にも使用されることから「三番叟鈴」とも言います。   神楽鈴は、三段の輪につ …

村田長治斎 作 『獣耳遊輪 南鐐漢式花瓶』

村田長治斎は作家としての記録はとても少ないですが、主に銀や銅などを扱った製品を多く制作した金工師です。 今回の『獣耳遊輪 南鐐漢式花瓶』にある「南鐐」は質の良い銀という意味を持ち、裏には純銀の刻印がありました。銀は新しい …

錫製 大茶壷

茶壷は煎茶の茶葉を保存するために使用するものですが、今回のような錫製の茶壷非常に人気が高いです。その理由として「気密性」と「丈夫さ」があげられます。丈夫さにおいては金属製品なので想像がつきますが、気密性という点では、ほか …

鈴木玩々斎 作 『紫竹柵廣口花籃』

鈴木玩々斎は明治から昭和にかけて活躍した竹芸家で若い頃は同じく竹芸家の山下巧竹斎に師事しその後独立、その翌年に森華堂より「元々斎」の号を受けました。10年近く「元々斎」として活動していましたが1923年に「玩々斎」に改名 …

拓本 三希堂法帖

皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。 今回お譲りいただきましたお品物はこちら、拓本『三希堂法帖』でございます。 拓本とは、石碑や器物に文字・文様を刻み込み、それを紙に写し取ったものです。拓本は、中国の唐の時代には …

金島桂華 『牡丹』

今回ご紹介させていただくお品物は、金島桂華 作 日本画掛軸『牡丹』でございます。 金島桂華は広島県出身の日本画家です。 14歳の時より日本画を学び、19歳で竹内栖鳳の画塾「竹杖会」に入門します。1918年の第12回文展で …

小鼓 金彩笹蟹蒔絵

今回お譲りいただきましたお品物はこちら、蒔絵入りの『小鼓』でございます。 鼓は古くからある伝統的な楽器の一つであり、形態によって「小鼓」「大鼓」「太鼓」などに呼び分けられます。一般的にツヅミというと、今回の「小鼓」を指す …

オーギュスト・モロー 複製工芸品『こどもとガチョウ』

皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。 今回お客様からお譲り頂いたお品物はこちらです! オーギュスト・モロー作『こどもとガチョウ』でございます。 こちらの作品はこどもがガチョウを抱きかかえ移動している様子の作品と …

大國寿郎 作『急須』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店です。 今回のご紹介は大國寿郎 作『急須』です。 大國寿郎は大阪で代々続いた鋳物師の家系に生まれました。大國家は江戸時代には大砲を作っており、幕末頃から茶釜や鉄瓶お造り始めました。歴代でも当 …

『金梨地 菊蒔絵硯箱』

今回ご紹介するお品物は、『金梨地 菊蒔絵硯箱』でございます。 煌びやかなこちらのお品物は、梨地という技法で制作されております。 地金を削った金粉を蒔いて制作されてるこちらは、表面が梨の皮に似ていることから梨地と呼ばれるよ …

棚、買取致します!

皆様、こんにちは!京都南店でございます。 京都本店、南店では毎月キャンペーンを実施しております。 今月は新たなキャンペーンとして飾り棚・茶棚キャンペーンを実施中です。 最低保証1点、5,000円から買取致します。 お引越 …

【2024年5月13日】フジテレビ「ぽかぽか」出演しました!

緑和堂関東エリア、石垣です。 今年2月より、名古屋より異動しました。 人の多さ、通勤電車の混雑、ビルの大きさ…いろいろ圧倒されますが、日々新しい発見があり、楽しく過ごしています。 5月13日放送のフジテレビ番組「ぽかぽか …

『火縄銃』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店です。 今回のご紹介は『火縄銃』です。 皆様は『火縄銃』と聞くとどのような印象を受けるでしょうか。 私は、初めて伝来した種子島や大量生産を可能にした大阪の堺といった地名を思い出します。先に取 …

金城 次郎『壺』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。 今回ご紹介させていただくお品物は、金城次郎『壺』になります。 まず初めに金城次郎についてご紹介させていただきます。 金城次郎は1911年、沖縄県那覇市に生まれました。14歳の …