アンディ・ウォーホル

銀色のウィッグがトレードマークのアンディ・ウォーホルは、ポップアートを代表する画家として知られています。

1928年、アメリカにてチェコスロバキア共和国からの移民である両親の元に生まれました。
肉体労働者だった父親を早くに亡くし、女手ひとつで育てられます。

大学では広告芸術を学び、卒業後に手掛けた雑誌の広告やイラストが高く評価され、賞を受賞しました。

1961年には、キャンベル・スープの缶ドル紙幣をモチーフにした作品を制作しました。
翌年には初の個展を開催し、この頃からシルクスクリーン技法を使って作品を量産するスタイルを確立していきます。

数年後、彼はニューヨークに「ファクトリー」と呼ばれるスタジオを構えました。
しかし、ファクトリーの常連でありラディカル・フェミニズム団体「SCUM」のメンバーだったヴァレリー・ソラナスに銃撃されるという事件が起こり、彼は重体となりますが一命をとりとめました。

事件後はバンドのプロデュースやCM、映画製作など幅広く活躍し、1987年に胆嚢の手術を受けた翌日に亡くなりました。

大量生産・消費文化を題材とした彼の作風は高く評価され、今も世界中で愛されています。

代表作には『Coca-Cola』『Shot Sage Blue Marilyn』『最後の晩餐』などがあります。

ジョン・ラッテンベリー

ジョン・ラッテンベリーは、光と色彩の魔術師と称される現代画家です。1966年にイギリスで生まれ、幼少期にアメリカへ移住し、北カルフォルニアの豊かな自然のなかで育ちました。この環境が彼の作品に大きく影響を与えています。

5歳で絵を描き始め、主に独学でその技術を磨いてきた彼は、マックスフィールド・パリッシュやモネといった巨匠からインスピレーションを受けながら独自のスタイルを確立していきました。

彼の絵画は、細部まで精緻に描かれた描写と鮮烈な色彩、そして水や空気、山々を包み込むような独特な光の表現が特徴です。

アクリル絵の具や油彩具を駆使して時にはアルミニウムに描く独自の技法も用いることで作品に生命力と輝きを与えています。

アメリカ国内だけではなく、世界中から高い評価を得ており、その作品は多くの人々に感動と希望を与え続けています。

濱田 観

濱田観は、花鳥画を中心に活躍した兵庫・姫路生まれの日本画家です。繊細な筆致と淡い色彩で自然の美しさを表現しました。
大阪で洋画を学びつつ商業デザインにも携わる中、1929年に竹内栖鳳に師事。1933年、京都市立絵画専門学校で研鑽を積み、帝展への入選を果たしました。
晩年も精力的に制作を続け、代表的な花鳥画や鯉をモチーフにした作品を次々と発表。柔らかで幽玄な筆致と淡い色彩が特徴です。

代表作には、日展で特選を受賞した「芥子」や「蓮池」、文部大臣賞を受けた「朝」、日本芸術院賞の「彩池」などがあります。これらの作品はいずれも、静謐で幽玄な自然の風景を描き、彼の画風の魅力をよく伝えています。

平野 琳人

1938年に東京で生まれ、成城大学卒業後に文化学院美術に進み、その後はテレビ関係の仕事につきました。長く携わった後、世界旅行を経てイギリスやニューヨークで作品の出品などを行います。

作品を手掛ける初期の頃は海外で個展を展開することも多くありましたが、現在は日本各地で個展などを展開したり、絵本やポスターなどを手掛けたり、幅広い活動を行っています。

風景画を中心に作品を制作し、日常的に溢れる柔らかな暖かさや優しさ溢れるタッチ感で描く作風が特徴的です。可愛らしい作品は、見る者に癒しを与え、作者が思い描く温もりを感じることができます。

片岡 鶴太郎

東京都出身の片岡鶴太郎は、俳優・タレント・声優など多方面で活躍する一方、画家・書家としての顔も持ち、文化人としても幅広い活動を続けています。

そんな片岡が画家として活動を始めたのは1990年代のこと。きっかけは、早朝に見た赤い椿の花の美しさに深く感動し、この想いをどのように表現すればよいかと考えた末に、絵を描くことにたどり着いたと言われています。それまで画家としての経験はなかったものの、自分なりの表現を模索しながら描き続け、現在では個展の開催やワークショップの実施など、芸術家としての活動も大きく広がっています。

墨彩画、油彩画、書画、陶磁器など多彩な作品を手がけ、その表現力で多くの人々を魅了し続ける片岡鶴太郎の今後の活躍にも、ますます注目が集まります。

内尾 和正

1959年岡山県で生まれた内尾和正は、若干21歳でフリーのイラストレーターとして活動を始め、CGイラストの先駆者として数々の賞を受賞してきました。また、2003年からは版画作品の発表も開始し、画家としての活動も幅広く行っています。

圧倒的技術力と独創的な作風を描き上げるその姿に声がかかり、映画版ファイナルファンタジーではマットペイント・コンセプトアートを制作、近年でもアニメ「魔女の旅々」コンセプトアートや兵庫の門戸厄神東光寺巨大壁画制作などを手掛けています。

個展の開催も行っており、国内だけではなくベルギーなど、海外からの注目度も高まっており、2025年現在でも活発的に作品の発表などを行っています。

ハンス・ベルメール

ハンス・ベルメールは、1902年にドイツで生まれた芸術家です。 写真や彫刻、絵などを通して「人の心の奥にある欲望や不安、夢の世界」を表現しました。 また、ナチス政権の当時ナチスから逃れるように、彼はフランスへ移り、そこで …

吉岡 正人

大阪府出身の吉岡は、大学在学中の1974年にフランスへ渡り、アカデミー・グランド・ショミエールなどでさらなる技術を学びました。帰国後は、国内外で個展を開催するほか、数々の作品を発表・受賞し、現在では大学教授としても幅広く …

MASEY マセイ

マセイ(Masey)はフランス出身の画家で、ディズニーファインアートの公認アーティストの一人です。 写真のようなリアリズムとディズニーキャラクターの表情や動きの一瞬を巧みに捉えた作風で、多くのファンを魅了しています。くま …

安西 水丸

安西 水丸は、ユーモラスな作風が特徴のイラストレーターです。 書籍の装丁、絵本や漫画の執筆など多岐にわたって活動しました。 1942年、彼は東京で建築設計事務所を営む家に生まれました。 3歳頃に重い喘息を患い、母の故郷で …

ロメロ・ブリット

ロメロ・ブリットは、ポップアート界を代表するアーティストです。 1963年、彼はブラジルの港湾都市で生まれました。 幼い頃から新聞紙をキャンバスにして、独学で絵を学んでいたそうです。 パリでのピカソやアンリ・マティスの作 …

定岡 宏

1946年、愛媛県にて、画家・定岡玲艸子(れいそうし)を父に持ち誕生した洋画家で、親子二代にわたって活躍しました。主にヨーロッパ、特にフランス・パリの風景を題材に作品を描き、「父子二人展」などの展覧会も開催しています。 …

織田 一磨

織田一磨は、主に都市の風景を描いたことで知られる版画家です。 生まれは東京ですが、12歳の頃に大阪へ移りました。 16歳になると、石版画工をしていた兄から石版画の技術を学びました。 その後1903年に東京へ戻り、川村清雄 …

鈴木 強

鈴木 強は、現代の琳派を代表する日本画家のひとりとして知られています。 『笑う動物シリーズ』で人気を博しました。 金銀箔が施された華やかな背景と、長谷川等伯や伊藤若冲などをオマージュしたモチーフが特徴的です。 『笑うカバ …

磯野 宏夫

磯野宏夫は、RPGゲーム「聖剣伝説」のメインビジュアルを担当したことで知られる画家・イラストレーターです。 彼は、1945年に愛知県で生まれました。 愛知教育大学教育学部 美術科を卒業後、デザイン会社を経て1970年にイ …

曾我 蕭白

曾我 蕭白は、江戸時代中期に活躍した絵師です。 独特で強烈な画風が特徴的で、「奇想の絵師」と呼ばれました。 彼に関する詳細な資料はほとんど残されておらず、その生涯は不明な点が多いです。 1730年に京都の商家に次男として …

辻 真砂

辻 真砂は、女性画や風景画を中心とする洋画家です。 無所属のまま活動を続けており、定期的に個展を開催しています。 辻は1951年に大阪府で生まれました。 関西美術院に通い、卒業後は1976年~1980年までスペインに留学 …

北田 稔

北田 稔は1969年に埼玉県で生まれ、専門学校卒業後はアニメーターやデザイナーとして活躍していきます。後にイラストレーターとして独立し、展覧会の実施や、SNSを通じて作品や制作過程の様子を発信するなど、現在においても幅広 …

小早川 清

小早川 清は、美人画を得意とし、大正から昭和にかけて活躍した画家です。 現代的な女性像を描き、艶やかで上品な雰囲気を繊細に表現しました。小児麻痺の後遺症のため、左手一本で絵を描いたことで知られています。 小早川は、189 …

坪内 好子

坪内好子は、金箔を使った作風が特徴的な版画家です。 「時間の集積」をテーマにした幻想的な作品は高い評価を受け、国内外で個展が開催されています。 坪内は、1966年に東京に生まれました。女子美術大学では版画を専攻し、200 …

仙厓 義梵

仙厓 義梵は、脱力感のあるユニークな禅画で知られる禅僧です。 1750年、仙厓は美濃(現在の岐阜県)に貧しい農民の子として生まれました。11歳で出家得度し、「仙厓義梵」の名を与えられます。 40歳で聖福寺の住職となり、6 …