富岡 鉄斎

富岡鉄斎は京都出身の儒学者ですが、文人画家としても近代日本の美術界に多大な功績を残した人物です。 1837年に京都の商人の家に生まれ、幼い頃から様々な学問を学びました。19歳の頃には南画や大和絵の技法も習得しています。1 …

福井 江太郎

福井江太郎は特徴的な駝鳥(ダチョウ)の絵で知られる日本画家です。家は代々画家の家系で、自身も芸術家の道を選び、1994年に多摩美術大学大学院美術研究科を卒業します。 卒業制作でダチョウを描いたことがきっかけで、以後ダチョ …

片岡 球子

片岡球子は戦後日本を代表する女性日本画家です。 女子美術専門学校(現女子美術大学)日本画科を1926年に卒業し、小学校教員として勤めながら制作を行いました。1930年・33年の院展で入選を果たしますが落選も多く、1939 …

田能村 直入

田能村直入は幕末・明治の日本画家であり、南画(文人画)の振興に尽力した人物です。 直入は1814年、豊後国・岡藩(現大分県竹田市)に生まれ、親戚の伝手で南画家・田能村竹田(たのむらちくでん)の画塾に入門します。そしてすぐ …

中島 千波

中島千波は長野県小布施町出身の日本画家です。特に桜を描いた作品、シルクスクリーン『春輝枝垂れ櫻』などが、高く評価されています。 1945年、日本画家・中島清之の三男として生まれ、幼い頃より父から絵の手ほどきを受けていまし …

川合 玉堂

川合玉堂(本名・芳三郎)は、近代日本画壇の重鎮として日本画界をけん引した人物です。 玉堂は1873年に岐阜県に生まれます。少年時代から描く事を好み、画家・青木泉橋夫妻にもその才を認められています。1887年、青木の紹介状 …

横山 大観

近代日本画の巨匠として名をはせた横山大観、その作品は現在も日本画の代表として世界中で高く評価されています。 大観(本名・秀松)は1868年に水戸藩士・酒井捨彦の長男として生まれました。幼い頃から絵に興味をもち、洋画家から …

竹内 栖鳳

竹内栖鳳は、横山大観と並び近代日本画の大家として、非常に有名な人物です。 1864年、京都二条城にほど近い料理屋の長男として生まれました。1877年に四条派絵師の元で絵を学ぶようになり、1881年には川合玉堂や上村松園の …