中村勇二郎

中村勇二郎は、伊勢型紙(道具彫)にて重要無形文化財保持者「人間国宝」に認定された型紙彫刻師でございます。 江戸小紋柄を代表としてこれまで数多くの型紙を制作されてきました。 伊勢型紙道具彫とは、着物生地に柄を染めるのに用い …

藤林 徳扇

藤林徳扇は延宝8年(1681年)より宮内庁御用達の錦の御旗の織り匠として代々名を継承している着物作家です。その中でも12代藤林徳扇は着物の製作だけではなく絵画なども世界で評価されています。 また芸術界のノーベル賞と表現さ …

由水十久

由水十久は、1913年に石川県金沢市生まれの加賀友禅作家です。 1927年に京都に出て、紺谷静焦のもとで10年以上友禅染めを学び、1938年に独立しました。1947年には地元金沢市へ戻り活動してきました。1966年頃にな …

大澤 光民

大澤光民は「鋳金」にて国の重要無形文化財に認定された金工師で、高岡銅器の伝統的な技法である「焼造鋳造」に熟練しており、さらに「鋳ぐるみ」という独自の技法を確立させたことで世間から高く評価をされました。 鋳ぐるみとは鋳型に …

桂 盛仁

桂盛仁は2008年に「彫金」にて国の重要無形文化財(人間国宝)に認定された金工師です。 江戸時代初期より続いている彫金の一派である柳川派の流れを汲み、煙草入れなどの装身具で明治~昭和期にかけて人気を博した桂光春や二代豊川 …

小宮 康孝

江戸小紋にて人間国宝に認定された小宮康孝という方をご存知でしょうか。 始めに江戸小紋とは遠目には無地に見えるほど細かな柄を一色のみの型染で染めた文様のことをいいます。 ルーツとしては平和になった江戸時代に諸大名がこぞって …

久保田 一竹

室町時代の辻が花に魅了され、その復刻に全身全霊を懸けて研究に励んだ久保田一竹という方をご存知の方も多いかと思います。 辻が花とは縫締め絞りを主たる技法とした文様染めのことであり、縫締め絞りとは文様を表したい部分を縫った糸 …

山鹿 清華

山鹿清華(本名は健吉)は京都府出身の染織で文化功労者となった方で、染織美術の草分け的存在である方です。 1885年に京都市に生まれた山鹿清華は、西陣織に従事していた四番目の兄の影響を受けて、小学校を卒業した後、西田竹雪の …

羽田 登喜男

羽田登喜男は「友禅」の人間国宝に認定された、友禅染を代表する着物作家です。 1911年石川県金沢市に生まれ、1925年から本場の加賀友禅の技法を学びました。1931年には京都へうつり、今度は京友禅を学びます。1937年に …