SEIKO セイコー

セイコー(SEIKO)は、時計事業で著名な日本の企業です。 創業は1881年で、服部金太郎がセイコーの源流会社となる「服部時計店」を立ち上げたのが始まりです。初めは中古時計の買取・修繕・販売を事業としていましたが、間もな …

リモージュ カップ&ソーサー

Limoges リモージュ

リモージュ磁器(リモージュ焼)について紹介致します。 リモージュ磁器とは、フランスはヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の都市・リモージュの製陶所で製作される磁器のことを指します。最初にリモージュ磁器が作られたのは1771年とな …

三田村 義広

三田村義広は、1978年生まれの江戸切子作家です。 江戸切子とは、1834年に江戸でビードロ屋を営んでいた加賀屋久兵衛が金剛砂(研磨剤に使用される粉末状の鉱物)を用いてガラスの表面に彫刻を施したのが始まりとされています。 …

古銭

日本の貨幣の始まりは中国の開元通宝をモデルに作られたと言われており、7世紀後半に作られていた富本銭が最古のものとされています。富本銭や和同開珎などに続き、多くの種類の貨幣が登場しますが、形は丸の中に正方形の穴が空けられて …

ブールデル

エミール・ナントワーヌ・ブールデルは1861年に南フランスの家具職人のもとに生まれます。幼い頃から父の仕事を手伝い、木彫りの技術などはこの時に習得したと言います。 15歳になるとトゥールーズの美術学校に通い、その後パリの …

吉田一也

吉田一也は1970年、京都生まれの陶芸家です。 20代の頃、自身が中国・インドをバックパックで旅した際の経験から自然と野生を深くリスペクトするようになり、猫を通じて野生の気高さを表現するべく、主に猫の焼き物・墨彩画を制作 …

津金 日人夢

津金日人夢(つがね ひとむ)は1973年熊本生まれの陶芸家です。 1993年に有田窯業大学校ロクロ科修了後、熊本に戻って父のもとで作陶を始めます。はじめの頃は父にならった作陶を行っておりましたが、独自の作品表現を求める中 …

許麟盧

許麟盧は、中国の絵画・書画作家です。 1916年に中国は山東省蓬莱市で生まれ、幼いころから絵画や書画に触れて成長していきました。1939年からは書家・絵画家の溥心畲に師事し、技術と心得を学びました。溥心畲は朱子学をはじめ …

野村 義照

野村義照は、大阪府生まれの日本画家です。 1971年に東京藝術大学大学院を卒業すると、前田青邨、その後は平山郁夫に師事し、日本画の技量を高めていきました。 1977年。院展で日本画大賞を受賞したその年、野村義照は初めての …

服部時計店

服部時計店は、時計事業で著名なセイコー(SEIKO)の前身となる企業です。 創業は1881年で、当時21歳だった服部金太郎が輸入時計・宝飾品の販売店として銀座に立ち上げました。服部時計店は取引先の、特に外国商館から高い評 …

関 武比古

関武比古は、三代続く銀細工師です。 初代・関武比古は1908年の千葉県勝浦に生まれ、上京を機に打物の名匠である田島勝之師に師事し、銀細工を修行しました。その後、さらに香坂宗廣師のもとで技術を磨き、28歳で独立しました。数 …

城 康夫

城康夫は、京都出身の油彩画家です。 国画会が運営する日本最大規模の公募展・国展において幾度も受賞されており、以後も国画会会員として長く活躍されました。 リアリズムに準拠した静物画を得意としており、もっぱら題材にされるのは …

MONTBLANC モンブラン

モンブランは、1906年から続くドイツを起源とした筆記具メーカーで、有名な万年筆ブランドです。 その歴史は、ドイツ・ハンブルグに住む文房具屋、銀行家、エンジニアの三人が会社を作り、万年筆の製造に着手したことに始まります。 …

林 正太郎

林 正太郎は岐阜県土岐市下石町の窯元の子供として生まれました。 商業高校を卒業後、名古屋で就職しましたが、すぐに岐阜県に戻ってきました。 それから兄である林 孝太郎に師事し、陶作を手伝うようになりました。 初期の頃はガス …

小西 平内

小西平内は、兵庫県西宮市に「太閤窯」を構える陶芸家、およびその名跡です。 太閤窯を築いた初代・平内とその甥の二代・平内がおり、世に多く出ているのは二代の作品となります。なのでここでは、主に二代の紹介をさせていただきます。 …

中村 宗悦

中村宗悦は、石川県出身の漆芸作家です。 1932年に生まれ、十代の頃には父親から「髹漆(きゅうしつ)」という技法を学びました。以来、宗悦はその技法一筋で作品を製作していきました。 「髹漆」とは、へらや刷毛を使って漆を素地 …

山岸 正巳

山岸正巳は1929年に北海道の岩内で生まれます。 画家としては、バレリーナの少女などをモチーフとした人物画や、牡丹、薔薇などの静物画を得意とした作家です。 1952年に東京美術学校卒業し、学校卒業から彼の作品は注目を集め …

小向 貢嗣

小向貢嗣(こむかいみつぐ)は、青森県出身の画家です。 人物画と静物画を得意とした作家であり、特に人物画では老人を描いたものが多くあり、その写実的な画風が高い人気を誇っています。 静物画においては柘榴と葡萄を好んでいたよう …

山本 太仙

山本 太仙は1953年四日市に生まれました。 父は築窯業、祖父は急須作家で、作陶に恵まれた環境に育ち、高校卒業と同時に焼き物の道に入ります。 伝統工芸の萬古急須を作る傍ら、釉薬を研究し従来の赤土急須にない新しい感覚の施釉 …

象牙作品

象牙の特徴といたしましては、美しい光沢感、しなやかで滑らかな手触り、縞目模様をしていたりと多くの特徴が挙げられます。また、弾力性と粘りがあり、彫刻に最適な適度な堅さを持っていることから、古くから工芸品の素材として用いられ …

荒巻 秀美

1916年群馬県出身の象牙彫刻家の荒巻秀美さんは、繊細な彫りの技術と細かな表現力が特徴的な彫刻作家さんです。秀作展や象牙彫刻展などで数々の賞を受賞されています。 主な作品は象牙や珊瑚の彫刻作家となり、花をモチーフとしたネ …

川端 近左

川端近左は、江戸時代末期から200年ほど続く漆工芸師です。当代は六代目になります。 始まりは、京都で近江屋という油屋を営んでいた左兵衛(初代)の好きが高じて始めた蒔絵がいつしか家業になったとされ、近江屋の「近」と左兵衛の …

神山 易久

神山易久(こうやまやすひさ)は、信楽生まれ信楽育ちの信楽焼の陶芸家です。 1936年に生まれ、1955年より近江化学陶器で働きながら、陶磁器デザイナーの日根野作三に師事し、陶磁器の理解を深めました。 妻は同じく陶芸家の神 …

尚美堂

尚美堂は、大阪淀屋橋にて1900年より続いている美術工芸品の製造・販売事業会社です。 初代となる江藤栄吉郎は、23歳の頃に大阪淀屋橋の南に「尚美堂」を開業しました。創業当初から美術工芸品の他、時計や貴金属など多角的な展開 …