林 正太郎 作『鼠志野湯呑』2点

皆様、こんにちは。株式会社緑和堂東京支店でございます。
間もなく5月ということでゴールデンウィークが迫ってきています。今年の予定はもうお決まりですか?東京と関西の一都三県では緊急事態宣言が発令されておりますので、私は残念ながらステイホームになってしまいそうです。気兼ねなく出かけられる日常が早く戻ってきますよう願うばかりです。東京にお住いの皆様も感染に十分お気をつけていただきながらゴールデンウィークという期間をできる限り楽しんでいただきたいと思っております。

さて、今回は美濃の現代陶芸家、林正太郎氏の作品をご紹介致します。林さんの代表作である志野焼、その中でも素地に鉄釉を用いたことで、長石釉が青みがかってみえる「鼠志野」と呼ばれる作品が今回のお品物になります。鉄釉をかけたあとに描かれた線紋の部分のみ、長石釉本来の白さが見て取れますね。繊細な技法に現れる美を感じられる今回の作品は大変素晴らしいものだと個人的に思っております。

こちらの2点ですが、状態も良く付属品も全て揃っておりました。こうした陶芸作品は本体のみならず付属品のコンディションも重要となります。ご自宅での保管の際は本体のみならず付属品にも気を配っていただくことをお勧めしております。