こんにちは!緑和堂の京都本店です。
今回、清水が生んだ彩色木彫りの平野富山さんの木彫り象をお客様からご依頼いただきましたのでご紹介させていただきます。
平野富山は、日本近代彫刻の巨匠平櫛田中から絶大な信頼をおかれ、田中作品の彩色も手掛けた彩色木彫家になります。18歳で単身上京した富山は、人形師・池野哲仙に入門し、木彫りの彩色法を学びます。能や歌舞伎、神仏、歴史や神話、そして女性美と様々な主題に挑み、日本彫刻の伝統にある”彫刻と彩色の不即不離の関係”を追求した富山の作品は、まるで生けるが如く、見るものに迫ってくるような作品になります。
今回のお品物もその一品になります。
彩色の鮮やかさ、彫刻の細かさなど、見る角度を変えてもその彩色法、彫刻の素晴らしさに心躍る作品です。状態もとても素晴らしく、色褪せや欠け、割れなどもなく本当に綺麗な状態でした。
緑和堂ではこうした木彫りのお品物も取り扱っております。ご実家に飾られている物、コレクションで集めており整理をされたいお客様は、是非弊社緑和堂までご相談頂ければと思います。
緑和堂では、平野富山をはじめ、木彫り作品の取り扱いを強化しております。お品物のご相談等ございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。お客様からのご連絡を心よりお待ちしております。