皆さまこんにちは。緑和堂関東エリアでございます。
今年の冬もまだまだ寒い日が続きそうですね。モノクロな冬から色鮮やかな春になるのが待ち遠しいです。
そんな日が来るのを待ちわびながら、体を温めて健康的に過ごしていきたいと思います。
さて、本日はそんな春に先立ち色鮮やかな作品をご紹介したいと思います。
こちらは練上手(ねりあげで)の技法で国の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されている松井康成氏の作品、「翠瓷練上組盃」です。「翠瓷」は「すいじ」と読み、松井氏の磨き上げた技術の集大成として名付けられた作品となっています。
集大成の名にふさわしく、本作もろくろを用いた松井氏独自の練上手技法を生かし、鮮やかに色付けした土で流れのないはっきりした模様を描き出しています。
今回の作品は5点揃いが全て揃っており、さらに保存状態も非常に良い物でしたのでこちらのお値段となりました。保存状態は作品の価値に大きな影響を与える要素です。普段使い用にと購入されたものでも、付属品や箱などを捨てずに大切に扱っていただくことをおすすめします。
また、緑和堂では松井康成氏の作品をはじめ陶磁器作品はもちろん、日本画や掛軸、着物、刀や甲冑なども取り扱っております。
気になる物がございましたらお気軽にご連絡ください。