皆様こんにちは。緑和堂大阪営業所です。
最近は気温もグッと下がって参りましたね。
夏が終わり秋が過ぎ冬の訪れを早くも感じ始める今日この頃です。
皆様は如何お過ごしでしょうか?
さて、そんな冬の訪れを感じる中で今回ご紹介致しますお品物はこちらになります。
バーナード・リーチ 筆 「Shika」です。
さてこちらの作品ですが、日本とイギリスの陶芸界に大きな影響を与えた人物「バーナード・リーチ」さんの掛け軸になります。
バーナード・リーチさんは多才な方で陶芸家、画家、デザイナー等の幅広い分野でご活躍をされました。
香港で産まれ幼少期を日本で過ごしたリーチさんは日本の文化、芸術に強い関心を持ち日本と世界の芸術文化の懸け橋となった人物の一人です。
今回はそんなリーチさんの素敵な作品をお譲り頂きました。
こちらの作品ですが可愛いらしい小鹿がとても美味しそうに食事をしている光景を少ない線でシンプルに描きあげています。
少ない線でのシンプルな表現は飾らずに質素で、茶の湯の文化の侘びに通じる物があります。
バーナード・リーチさんと親交の深かった柳宗悦さんの著書「柳宗悦 評論集」にてバーナード・リーチさんは侘びと寂について解説をしています。
こちらの作品はそんなバーナード・リーチさんらしい作品と言えるのではないでしょうか?
さて現在、緑和堂ではバーナード・リーチさんの作品を中心に河井寛次郎さんや濱田庄司さん等の民藝運動に関わった作家さんの作品を集めております。
もしご売却をお考えのお品物がありましたら是非一度弊社緑和堂迄ご連絡下さい。
皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。