みなさまこんにちは。緑和堂関東エリア担当です。
お盆も明けましたがまだまだ全国的に暑さが厳しいですね。先日は浜松で日本最高気温に並ぶ気温を記録したとか・・・私も41.1℃を体感したことがあるのですが、本当に信じられない暑さでした。熱中症にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。
さて、今回は南部鉄器の名門、13代鈴木盛久作の布団形鉄瓶をご紹介します。鈴木盛久は唯一江戸時代から現代まで続く南部鉄器の工房で現在は15代目の方へ引き継がれています。
13代盛久は、国の選択無形文化財にも選出されるなど技巧に優れ、現在でも高い人気を誇っています。
今回のお品物は「泉紋」という横線の文様を施した布団形鉄瓶です。一見すると布団のようには見えませんが、これは座布団の形を模したものとなっています。経年による変色などはありますが、箱の状態もよく、付属品も揃っていることからこの評価となりました。