西尾市の骨董品買取 茶道具・古美術品を買取

西尾市情報

西尾市は愛知県にある市で、愛知県中央部を北から南へ流れる矢作川流域の南端にあります。抹茶の産地（西尾茶）として、また「三河の小京都」としても知られています。人口は約16万9千人で、愛知県において豊川市に次いで9位であります。1564年に御剱八幡宮に奉納した鰐口の銘文には「三川國吉良庄西尾御剱鰐口酒井雅楽助政家寄進」とあり、この銘文がこれまで「西尾」の地名の初出とされていましたが、2009年に発表をされた『今川義元書状』（江川文庫所蔵）に「西尾之御事」「西尾城」という記述があり、書状の内容から吉良氏が今川氏に反乱を起こした際のものとみられています。吉良氏の反乱は1549年と1555年の2度あり、書状の日付は「十月廿三日」で、この時期に反乱の佳境だった1555年のものと判断されています。現時点では西尾の地名が歴史に現れる最初の史料になっています。

また『三河物語』には、徳川家康による桶狭間の戦い後の三河統一戦で「西尾の城を得」と記載されています。そして、今川氏真判物に「永禄四年酉年、六月十一日、西尾走廻」とあります。市内には、再建された本丸丑寅櫓や二の丸の表門・鍮石門、二の丸跡に京都の公家屋敷・旧近衛邸の茶室が移築されている、西尾城。阿弥陀堂が国宝に指定されている、金蓮寺。鐘楼が愛知県指定有形文化財である、西福寺。古墳時代中期の三河最大級の前方後円墳で、国の史跡でもある、正法寺古墳。実業家の岩瀬弥助が1908年に私設図書館として創設した、西尾市岩瀬文庫。大規模な緑化木ショッピングセンターと、憩いの農園の西に併設され200種以上のバラが楽しめる、西尾市憩いの農園西尾市バラ園などの観光スポットが立地しています。