齋藤満栄 『管菊』

今回ご紹介させていただきますお品物は、齋藤満栄 『管菊』 になります。

齋藤満栄は、新潟県出身の日本画家です。

1972年に多摩美術大学日本画科を卒業後、堅山南風に師事し、1980年から松尾敏男に学びました。1979年に再興院展で初入選し、その後も数多くの受賞歴があります。2006年には日本美術院の最高位である同人に推挙されました。​

『管菊』では二株の大輪の菊が齋藤満栄独特の淡いタッチで描かれています。菊の生命力の中に柔らかさを感じる作品になっています。

作品の状態が良い事、作家の代表的なモチーフである事からこのような評価となりました。