きたのじゅんこ 『風の中の声』

今回ご紹介するお品物は、きたのじゅんこ 『風の中の声』 アイリス になります。

きたのじゅんこは東京都出身のイラストレーターです。東京学芸大学教育学部美術科を卒業後、フリーのイラストレーターとして活動を開始しました。水彩色鉛筆を用いて身近な自然物、星や小さな生き物などからインスピレーションをもらい、天使や妖精の姿を通して表現します。画集や書籍の表紙、CDジャケットなど幅広い分野で活躍しています。

『風の中の声』でも風が精霊として表現されています。風の精が少女にささやく幻想的な作品となっています。

こちらの作品はアイリス技法が使われており、インクジェットプリンターで色を吹き付けて作られました。インクジェットプリンターで色付けをする技法にジクレーというものがありますがそれぞれ名前の由来が異なっており、アイリスはプリンターの名前から、ジクレーはフランス語のgiclee(吹き付ける)に由来します。

人気の作家の作品であること、作品の保存状態が良いことからこちらの評価とさせていただきました。