九鬼三郎 『魯山人に椿』

今回ご紹介致しますお品物は、九鬼三郎 油彩画 『魯山人に椿』になります。

九鬼三郎は1951年生まれ 兵庫県出身の油彩画家です。
1972年にパリの美術学校であるアカデミー・ド・ラ・グランショミエールに入所して以来、「古陶の魅力と花の美」をモチーフにした作品を数多く作ってきました。

本作も20世紀を代表する芸術家 魯山人の陶器に椿が合わさった九鬼三郎らしい構図の作品になっています。陶器の力強さと椿の華やかさの調和が感じられます。

今回は保存状態が良く油彩画特有のひび割れが見られ無い点、作家の代表的なモチーフが描かれている点、これらを考慮いたしましてこのような評価となりました。