皆さま、こんにちは!緑和堂横浜支店です。
今回は横浜支店に展示されている作品をご紹介いたします。
ご紹介する作品は、三代 徳田八十吉 作『碧彩釉 花瓶』です。
グラデーションがとても美しい花瓶ですね。
こちらを製作された方は三代徳田八十吉という九谷焼の陶芸家であり重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定もされました。
従来の花鳥風月などの色彩豊かな九谷焼の概念を壊し、釉薬のグラデーションで作品を作り上げ、それが人間国宝として選ばれるきっかけとなりました。
こちらの作品も青や緑、漆黒のような暗い色が混ざり合い見る人の目を奪っていく素敵な作品です。
作品タイトルの碧彩釉(へきさいゆう)というのは緑色の釉薬のことを言います。青をベースとした地肌に碧彩釉を垂らして生み出したのでしょうか。じんわりと広がる緑、青、黒のグラデーションの中にさらに多くの色彩が生み出されるこちらの花瓶はぜひ皆様にご覧いただきたいほど美しいです。
横浜支店にて現在展示中ですので、ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。
皆さまにご覧いただけるのを楽しみにしております。
なお、展示期間は未定ですが短期間で展示を取りやめになる場合がございますので、どうぞお早めにお越しください。