山田全一 『笙』

山田全一 『笙』
山田全一 『笙』
作家名-
作品名
買取方法出張買取
ご依頼地域大阪府豊中市

買取参考価格 500,000

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※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

この査定金額になった理由

笙(しょう)は、雅楽で使われる日本の伝統的な管楽器です。

 

17本の竹管を円形に配置し、和音を奏でるのが特徴で、その形が鳳凰が翼を休める姿に似ていることから「鳳笙(ほうしょう)」とも呼ばれます。演奏時には竹管の指穴を押さえながら息を吹き込むことで、内部の簧(リード)を振動させて音を出します。息を吸っても同じ音が出るのが独特な特徴です。

笙の起源は中国にあり、日本には奈良時代頃に伝わったとされています。雅楽の三管(笙、篳篥、龍笛)の一つとして、独特の音色で雅楽の演奏に深みを与える重要な楽器です。

 

演奏に使われる一方、その造形や装飾から美術品として親しまれる側面もあります。
主には竹の素材、吹口の素材、頭の蒔絵、また作家によって美術的評価が変わります

和楽器全般にも言えますが、基本的には「煤竹」のものが高級素材されております。
本作にはまた、吹口に「銀」が使われており、頭には絢爛な鳳凰の蒔絵がございます。そして何より、雅楽器師として名高い「山田全一」の銘が菅の内側にありました。

状態も良く、まさに一級品と言えるお品物です。以上の理由から今回はこちらの評価とさせていただきました。

 

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