皆様こんにちは。緑和堂です!
9月9日(月) 21時~ のTBS「ジョンソン」2時間スペシャルに、緑和堂社長の佐藤が出演しました!
「細木かおりさんの邸宅で1億円越えのお宝を探す」という企画にて、すべての古美術品の査定を担当しておりました!
30日まではTVerでの見逃し配信もございますので、お時間がございましたらご覧いただけると幸いです!
以下より、放送でご紹介がありました高額査定のお品物について解説させていただきます!
①黒い茶器
作家名:樂 吉左衞門 四代 一入
生没年:1640年~1696年
作品:黒茶碗
評価額:250万円
こちらの作品は、千家十職の茶碗師「樂 吉左衞門」の四代・一入が制作した筒型の黒茶碗です。
樂家のはじまりは、千利休の『わび茶』の理想にかなう茶碗を初代である長次郎が生み出したのがはじまりだと言い伝えられており、その歴史は約450年続いています。
四代・一入の黒茶碗は、そんな楽家の中でも特に希少性が高く、このような高いコンディションの状態で保管されている作品に出会えることは滅多にない逸品です。
作家としての評価・コンディションに加えて、楽家の中でも特に人気の高い黒茶碗であったことが高額評価の理由となります。
➁松本明慶 作 欄間
作家名:松本明慶
生没年:1945~現在
作品:天女図 欄間
評価額:2,500万円
松本明慶氏は、100年に1人の天才と称される『平成の大仏師』です。その技術力は、日本のみならず、世界的にも高い評価を得ています。
今回の欄間は、天女が今にも動き出しそうな躍動感に明慶氏の技術力の高さが感じられる素晴らしい逸品です。
明慶氏の作品でもここまでの大作は、寺院などの限れた場所の依頼でしか制作されていない大変希少性の高い作品です。
今回の評価額は、明慶氏の作家評価と高い希少性を加味し、算出させていただきました。
その他にも、査定させていただいた細木さんの貴重な美術コレクションが、番組内で紹介されておりました!
緑和堂は関西・関東・中部・九州エリアを中心に、骨董品や古美術品の査定買取を行っております。
店頭査定の他、ご自宅への出張査定や宅配買取も対応しておりますので、1点からでもお気軽にご相談ください!