愛新覚羅 溥傑 『掛軸』

皆さまこんにちは。
緑和堂横浜支店でございます。

本日ご紹介させていただくお品物はこちらでございます。
愛新覚羅 溥傑 『掛軸』でございます。
証明書が付属しております。また、仕立てはされておらず、まくりのみが紙箱に入った状態のお品物です。

愛新覚羅溥傑は、清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀 の実弟です。かつて清朝を統治していた愛新覚羅一族は、中国統一直後から漢民族の文化、 芸術を吸収し発展させました。
現在でも愛新覚羅一族は書画壇で大きく評価されている人が多く、またコレクター人気も高いです。
愛新覚羅一族は基本的には叔父、父兄から書画を学んだそうです。ですのでその画法は一族独自のものをベースにしながら各々の特色を持ちに表現されています。
愛新覚羅溥傑はラストエンペラーの実弟として波乱万丈な人生を送りましたが、その生涯で遺した流水を思わせる美しい書体は大変人気があり、『相依為命体（そういいめいたい）書体』というフォント化もされております。

今回のお品物は、証明書等付属の書類がしっかりとそろっていたこと、
また箱の痛み、本体は経年劣化による黄ばみ等がございましたが、染みや汚れ等はほぼなく美しい状態だったことから、こちらの評価となります。

緑和堂横浜支店では、愛新覚羅 溥傑をはじめ、幅広いジャンルの掛軸・書画をお取り扱いしております。
何かございましたら、お気軽にご相談くださいませ。