MEISSEN マイセン窯『花飾花文花瓶』

今回ご紹介するお品物は、マイセン窯「花飾花文花瓶」でございます。

こちらの作品ですが内側に薔薇の花があしらわれ、大変ゴージャスな作品となっております。職人さんの手で描かれた細かい花々もこちらの作品の魅力の一部となっております。

今回はマイセンの魅力の一つでもある絵付けについてお話したいと思います。
花瓶の本体には148、脚部には85の絵付面があります。そこには約130の異なるモチーフを、29人の絵付師が描きます。マイセンの絵付は、ドイツ国内で無形文化遺産に指定されています。国で脈々と受け継がれている宝のようなものだそうです。

こちらの作品、1890年代頃に作られたお品物です。
わずかに傷がございますが、割れやかけなどはなかったためこちらの評価とさせていただきました。