皆様こんにちは。緑和堂京都南店でございます。
今回お譲りいただきましたお品物はこちら。二代宇野宗甕『青磁尚彩水指』でございます。
二代宇野宗甕は京都出身の陶芸家です。初代宗甕に師事し、1974年に京都伝統陶芸家協会の推薦により二代宗甕を襲名します。1993年以降は郎廷極(中国の陶政家)の窯の釉薬美を追求しており、銅紅釉郎窯シリーズを展開されています。
本作は得意とする力強い銅紅色とは打って変わり、リラックス効果のあるような青磁のお品物となっております。シンプルなデザインと相まってお茶の席でも心安らぐ時間を堪能できるかと思われます。
今回は青磁のお品物であり、表面に少しひび割れが見受けられたこと、専用の木箱が付随していたことを考慮しこちらの評価とさせていただきました。
緑和堂では茶道具や骨董品に加え、絵画や彫刻などの美術品を幅広く取り扱っております。気になる作品などお持ちでしたらいつでもご相談くださいませ。
お客様のご連絡を心よりお待ちしております。