皆様こんにちは。緑和堂京都南店でございます。
今回お譲りいただきましたお品物はこちら。十二代 田原陶兵衛『萩焼数茶碗(十客)』 でございます。
十二代田原陶兵衛は、山口県出身の陶芸家です。長兄の十一代田原陶兵衛に師事し、1956年、長兄の急逝により十二代田原陶兵衛を襲名しました。
田原陶兵衛は陶器の器としての機能と、鑑賞対象としての価値の両立を目指した茶道具を中心に制作しております。
作風としては、古見を帯びた形状『陶兵衛粉引き』と呼ばれる化粧掛けが特徴です。
今回は品物は、萩焼らしいやわらかく、あたたみを感じる赤色の茶碗になっております。陶印もはっきりと残っており、お品物の状態も良く共箱もついていたため上記の評価額となりました。
緑和堂では茶道具や骨董品に加え、絵画や彫刻などの美術品を幅広く取り扱っております。気になる作品などお持ちでしたらいつでもご相談くださいませ。
お客様のご連絡を心よりお待ちしております。