象牙 置物 「俳人」

本日ご紹介させていただくお品物は、象牙の置物 です。

商品の特徴は水戸黄門風の老人が俳句を詠んでいる様が象牙に彫られています。足元には梅の花、腰には瓢箪がついております。
手元の俳句には「梅が香にのつと日の出る山路かな」と詠まれています。俳句の意味は、立春を過ぎて残る寒い朝。梅の香が匂う山路には、何の前触れもなく朝日がひょっこりと昇ってくるという意味だそうです。

この句はあの有名な俳人松尾芭蕉が詠んだ有名な句です。もしかしたらこちらの置物は松尾芭蕉がモデルになってるのかもしれないですね。

こちらの作品、短冊の部分には俳句が細かく刻まれており、かなり緻密な表現がされておりました。また欠けや割れなどが無かったことなどを考慮し上記の評価となりました。