緑和堂中部営業所です。
本日は静岡県島田市の陶芸家・島田幸一さんの青磁花瓶をお譲り頂きました。
共箱、作品共に美品でしたので、こちらの結果になりました。
青磁作品だけをひたすら作陶し続けた、島田幸一さんの青磁作品は思わず見とれてしまう程の美しさで、お茶会の花生として飾られれば、主役の花の魅力を最大限に引き出してくれることと思います。
私個人としてですが、島田幸一さんの陶芸家としての転身にも共感するものがございます。陶芸家の多くの方が幼いころから陶芸に携わっているのですが、島田幸一さんの場合はサラリーマンの時に出張先の台北で汝窯の青磁を見て、その美しさに魅了されたことから、陶芸の道を志したそうです。
社会人を経てからの転身、また青磁以外の焼き物には目もくれず、1点だけを追求したところにロマンを感じます。