こんにちは、緑和堂関東エリア担当です。
5月も近くなり、世間ではゴールデンウィークに入っている方もおられると思います。不安定な天候で寒暖差がある為、体調を崩しやすいかと思われますのでお体にお気を付けください。
今回お譲り頂いた作品は、4代桐山の茶碗となります。
木箱と茶碗どちらもとても綺麗な状態であり、茶碗に描かれた竹の図も金と銀で彩られとても豪華な仕上がりとなっています。尼崎で活躍する有名な陶芸一家の4代目の作品であり、日本だけでなくフランスのパリなどで個展を開き海外からも支持される作家となります。蓋の裏を拝見しますと左下に鵬雲斎の書付があります。こちらが書かれている為今回のような高めの評価となりました。
近年茶道を嗜む方が毎年減少している為、茶道具の需要は低下しております。ですが、有名作家の手がけた作品は現在も人気がある為作品によっては高評価となることもございます。もし押し入れに仕舞い込んでしまっているようでしたら、久しぶりに出してみてはいかがでしょうか。