ほるぷ出版 『小倉百人一首 光琳かるた』

皆様、こんにちは！緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させて頂くお品物はこちらです！

ほるぷ出版 『光琳かるた』でございます。

こちらのお品物は、琳派を代表する尾形光琳が手掛けた「幻の百人一首」を1982年、ほるぷ出版より復刻されたお品物です。
なぜ「幻の百人一首」なのか。それは、尾形光琳が描いた百人一首の下絵が歴史的資料の中に残されていましたが、肝心の作品そのものが発見されておりませんでした。そのため存在だけが噂される幻となっていたのです。それが近年、京都で百人一首が発見され、大きな話題となりました。それを記念して各出版社が現代技術のシルクスクリーンを用いて復刻させ、現代に尾形光琳の残した作品の美しさや華やかさ、日本人の美的感性を多くの人に渡るようにしたのが今回のお品物となります。

今回のお品物は、お客様が保存用に持たれていたため綺麗な状態で残っていました。枚数も200枚全てあります。外箱は残念ながらシミがついてしまっており、作品そのものは綺麗なのですが全てが完品と言うには難しものでした。箱や付属品の状態と有無も評価ポイントになりますので、以上の事を考慮し上記の評価額となりました。

緑和堂では幅広くお品物を取り扱っております。気になるお品物がございましたらお気軽にご相談ください。