この査定金額になった理由
皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回お譲りいただきましたお品物はこちら。星梵竹 作『尺八 銀一線』でございます。
梵竹は、兵庫県丹波篠山市を拠点に活動する尺八製管師です。
1953年に生まれ、現在まで多くの尺八を製管し、その優れた作品から高い人気を得ている作家さんです。
梵竹の尺八はバランスのいい音を出すため、細かい寸法まで精錬しすべて手作業で作られます。一本一本に梵竹の技が詰まった尺八は、多くの奏者に愛されております。
本作もまた均整のとれた造形に職人技を感じられる尺八といえます。すらりとした菅からの、菅尻のしなやかな曲線が美しいお品物ですね。
本作には梵竹銘の他、貴風銘が施されています。これは、梵竹の師でもある三橋貴風の監修作品であることを指します。
今回は中継ぎに銀一線が使われていたこと、また長さや状態を合わせて考慮しまして、こちらの評価とさせていただきました。
緑和堂では尺八をはじめとした和楽器の取り扱いを強化しております。整理されるお品物などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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