籔内佐斗司 作『追い風童子』

皆様こんにちは。緑和堂京都南店です。

今回ご紹介させていただきますお品物はこちら、籔内佐斗司 作『追い風童子』になります。

籔内佐斗司と言えば、奈良県のマスコットキャラクターの『せんとくん』でご存じの方も多いのでは無いでしょうか？
キャラクターデザインで有名になった籔内ですが、本来は木彫り、ブロンズの彫刻がメインの作家さんです。元々『せんとくん』のような愛嬌がありつつも特徴的なデザインを作る方でした。

こちらの『追い風童子』も顔立ちに作風が強く出ていますね。
『追い風童子』には様々な姿の作品があり、立ち上がり金雲に乗った『金雲追い風童子』、座った姿の『安座追い風童子』などがあります。
また童子の姿にも特徴があり、雷神様の様に背中に太鼓をつけたような姿や大きく手を広げてうちわを持った童子もいます。

本作は、籔内氏の作品の中でも比較的サイズが小さい作品ですが、保存状態の良さ、希少性の高さを考慮し上記の評価額となりました。

緑和堂では籔内佐斗司ような人気作家のもの以外にも、幅広く取り扱いがございます。コレクション整理やお片付けなどの際は是非一度お声掛けください。