皆様、こんにちは。緑和堂大阪支店です。
今回ご紹介するお品物はこちら、武者小路千家十二代 聴松宗守 愈好斎書付 川端近左蒔絵 大森金長造形『色絵銅ほや香爐』 です。
こちらは大阪市西区のお客様よりお譲り頂きました。
何やら長い題名となっておりますが、お品物としては『色絵銅ほや香爐』で、
銅製の香爐のほや(蓋)に色絵が施された、可愛らしくも品のある逸品です。
こちらの作品は武者小路千家の職方として名高い錺師である大森金長が造形を作り、漆芸・蒔絵の大家である川端近左がほやに色絵を施した合作となります。
そして茶道三千家の一つである、武者小路千家 十二代家元 聴松宗守 愈好斎が書付をしたというお品物。
武者小路千家好きにはたまらない逸品ではないでしょうか。
今回こちらのお品物は蓋裏に書付、そして箱の底に近左と金長の二人の箱書がありました。
香爐本体やほやの色絵の状態、箱の状態などを加味して今回の評価とさせて頂きました。
緑和堂では武者小路千家を始めとするお茶道具や漆器、銅器など多彩なジャンルの取り扱いが可能です。
お品物の処分をご検討など、何かお困りことがございましたらぜひご相談ください。