皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、五代 清水 六兵衛『黄伊羅保 片口形鉢』になります。
まず初めに五代 清水六兵衛についてご紹介させていただきます。
五代 清水六兵衛は1875年、四代 清水六兵衛の次男として生まれました。祖父や父と親交のあった日本画家の幸野楳嶺に師事し、その後父より作陶の手ほどきを受けました。
生涯を通して釉薬の研究に打ち込み、浅井忠などとともに新たな陶磁器の図案を開発・制作しました。
伊羅保とは高麗伝来の焼きものの一つで、小石を含む素地を使って成型されているため手触りがざらざらしているのが特徴です。今回お譲り頂いたお品物はその伊羅保の鉢で、小さな片口が装飾として付けられた直径約20センチの比較的大型の鉢となっております。
今回の作品は割れや欠け・キズ等なく、箱等の付属品もそろっていたためこちらの評価額となりました。作品の状態によっては評価額が変動する場合もございますのでご了承ください。
緑和堂では、五代 清水六兵衛の作品を集めております。
LINEやメールなど、お写真での査定も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。