皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、川喜田敦『湯 しの』になります。
まず初めに川喜田敦についてご紹介させていただきます。
川喜田敦は、1938年東京都に生まれました。
法政大学経済学部を卒業後、高島屋勤務を経たのち林業にて生計を立てます。
1977年夏、39歳の頃より作陶をはじめ、4年後の1981年ごろに三重県津市、東京で初の個展を開催し,1986年には津市に自身の窯「竜合窯」を開きました。
祖父に「東の魯山人、西の半泥子」と称された16代久太夫こと川喜田半泥子を持ち、足跡を辿り朝鮮半島まで赴くなど半泥子の研究に熱心に取り組んでおり、半泥子にまつわる書籍も多数出版しています。
今回の作品である『湯 しの』は、氏が二代半泥子を襲名してからの作品です。
形は丸みを帯びており、志野焼としては比較的珍しい薄めの作りとなっています。
今回の作品は保存状態もよく、箱等の付属品もそろっていたためこちらの評価額となりました。作品の状態によっては評価額が変動する場合もございますのでご了承ください。
緑和堂では、川喜田敦の作品を集めております。
LINEやメールなど、お写真での査定も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。