皆様こんちは、緑和堂東京支店です。
本日は、小さなものだけど高額の可能性のある商品をご紹介します。
今回のお品物は、『茶托』です。
茶托は江戸時代中期頃に中国よりお茶の文化と共に日本に普及したもので、古美術としても歴史があるお品物です。
日常的に使うものは木製のものが多く、古美術商品には感じにくいですが材質や形状、産地、作家の有無などによって金額が大きく変わってきます。
下記に記載したものが主な種類になります。
素材
金属製
錫・金・銀・銅
木製
漆器・藤・竹製
形状
円形・楕円形・木瓜形・船形
作家
泰造六・沈存周・中川浄益・本間琢斎・三浦 研斎・大島如雲・蔵苑・黒田辰秋
松栄堂・玉川堂・修玉堂・呉杉堂・服部時計店製
中国製
「張星栄造」「肖天泰」「乾茂号造」
ざっと紹介しただけでもこれだけの数があります。
これらすべてが緑和堂では買取の対象になり、作家物や製造元などを考慮すると高額な買取の可能性も秘めています。もしご自宅に眠っている茶托がありましたら、緑和堂にお問い合わせください。
ちなみに茶托は5枚1セットが基本です。箱などに入っている商品は中に5枚入っているか確認しておくことをお勧めします。数が足りないお品物は不揃い商品としての評価になるので高額な買取は難しくなってしまいます。数が足りない時はお手間にはなりますが、ご自宅を探してみてください。