皆さんこんにちは、緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介致します作品は、岡山県の備前焼の人間国宝である伊勢崎淳作『備前 湯呑』でございます。
伊勢崎淳氏は備前焼の人間国宝として知られている方で25才の時に兄の伊勢崎満氏と共に自らの窯を作成し、自分の陶房を持ちました。そこで作品をどんどん作り上げ名古屋等で兄との二人の展示会を開きます。その後アメリカやヨーロッパなど各国をめぐって知見を広げていきます。そして香港や中国などの展覧会に招待出展されるほど有名になっていくのです。
伊勢崎淳氏が作成している備前焼は、釉薬を使用せず絵付けもしないとてもシンプルな方法です。高温で一気に焼き上げるのですが、窯へどのぐらい詰めるのか、土の性質、窯内の温度の変化、焼きあがった後の灰のかかり具合で微妙に変化が生じ作品ができあがるものになります。焼く期間も2週間ほど焼き続ける為、土が強く焼き締められます。その為硬く強い陶器が完成するのです。
そして、微妙な凹凸がついています。例えばビールグラスとして使用するとより、きめ細かい泡が出来上がるなど、新しい使い方も発見されています。
緑和堂では、伊勢崎淳を始めとした人間国宝の方の作品を集めております。
LINE査定やメールで写真を拝見させてい頂き、お手間を取らせず大まかな査定結果を伝える事も可能でございます。
HP内のリンクから、是非お問い合わせをお待ちしております。