セルジュ・ラシス 『乗馬』

セルジュ・ラシスはフランス出身の画家です。

最初は、パリの広告代理店「PUBLICITAS」に入社し、印刷物のイラストを担当していました。その後、自らの個展を開き、これが大きな反響を呼び、画家としての活動を本格的に開始します。フランスだけでなく、アメリカ、スイス、イタリアなどの各国で個展を開催し、どれも大好評だったため、一気に国際的に有名な画家として知られるようになりました。

セルジュ・ラシスの作品は、セザンヌやデュフィから影響を受けており、神秘的な雰囲気で描かれた作品が多いです。特に、馬と女性を描いた作品が多く、女性は高価な衣装を身にまとい、馬は古代のフレスコ画のスタイルで神秘的に描かれています。

今回の作品は、紅葉の中で乗馬を楽しむ人物が描かれています。セルジュ・ラシスの得意なモチーフである馬が登場し、乗馬を楽しむ様子が描かれており、見ていると華やかな気分にさせてくれる絵です。
リトグラフ作品であることを考慮し、こちらの評価とさせていただきました。