皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回お客様からお譲りいただきましたお品物はこちらです!
峯岸勢晃 作 『青瓷鎬手花生』でございます。
まずは峯岸勢晃氏の紹介から行います。峯岸氏は1958年埼玉県で生まれました。陶芸家としては珍しく始めは音響メーカーでサラリーマンとして働いていました。しかし絵に強い興味があった為会社を辞めてしまいました。その時に陶器を制作している所を初めて見て感動しそこから陶器の世界にのめりこんでいきました。
最初は長野県で始めた修行も場所を移し地元埼玉県、そのあとは栃木県に窯を構え研鑽を続けていました。峯岸氏は手で作る事によってできる歪みに魅力を感じていましたが、狙って作る事は意味が違うとして悩んでいる中で青瓷に出会いました。
青瓷は釉の色と肌を大事にする作品なのでこれなら自分の思うものが作れると考え青瓷を研究していきます。そしてそれまでの青瓷の常識とは違う考えで作品を作ると思い描いた作品が出来上がるようになりました。このことから自然やファッション等身の回りのもの全てから着想を得て常識にとらわれずに作品作りに活かしていくようになりました。
今回のお品物はその青瓷で作られた作品で共箱もあり作品自体も綺麗な仕上がりの為上記の評価額となっています。