皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
本日ご紹介致します商品はこちらになります。日本横濱林製 『アンティーク絵皿』でございます。
日本横濱林製とは横浜焼のことを言います。横浜焼は、広義には横浜港付近で作られた工芸作品の事を指します。
もともとは焼物の産地ではなかった横浜ですが、1859年の日米修好通商条約などを機に生糸や工芸品の輸出入が盛んになったことで全国から陶工が集まり、各々が制作を始めました。
全国から集まった陶工が自由に作っていた為「これが横浜焼だ」という特徴はないものの、ヨーロッパ等の技法を取り入れたり海外向けに作られているものが多く、和と洋を組み合わせたようなもので近代的な絵柄の物や作品が多いです。
今回の作品は月夜に池に佇んでいたり飛び立つカモが描かれています。所々金彩も入っており、まさしく海外の方が親しみやすいような作品となっています。状態良く保管されておりましたが、共箱が無かったことを考慮しましてこちらの評価とさせていただきました。