皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
本日ご紹介致します商品はこちらになります。
葛明祥作「海鼠釉 花瓶」です。葛明祥について少しご紹介させて頂きます。
清朝乾隆・嘉慶年間(1736年-1821年)頃に活躍していた、宜興窯(ぎこうよう)の陶工で親子三代で銘を使用していたそうです。
宜興窯では当初、鈞窯釉を中心に制作をしておりましたが葛明祥と弟の葛源祥が海鼠釉を発展させたのが始まりとされております。
作品の多くは日本へ輸出され中国ではあまりないとされております。
ご紹介致します商品も昔輸出入で盛んだった神奈川県のご自宅から出てきた商品となります。購入経路は不明になりますが、もしかすると当時多くの作品が輸出された中の一つなのかもしれません。時代を感じる商品かと思います。
評価ポイントとして、画像にはありませんが箱があったこと、商品自体が綺麗なこと、葛明祥の人気の海鼠釉の商品だったこと等を考慮し上記の評価となりました。
緑和堂では、中国美術に力を入れております。少しでも気になる商品がございましたらお気軽にご相談して下さいませ。