皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、籔内佐斗司『らぶ』になります。
まず初めに籔内佐斗司についてご紹介させていただきます。籔内佐斗司は1953年生まれの彫刻家です。
東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業後、同校美術研究科保存修復技術研究室の講師として、仏像などの保存修復に携わりました。
その後1987年より彫刻家として活動を始め、木彫りの作品のほか、ブロンズ像による作品も多く制作しています。
駅や博物館など公共施設に置かれるパブリックアートの製作も数多く手掛けており、南は熊本、北は北海道と全国各地で氏の作品を見ることができます。
今回の作品である『らぶ』は、2002年に開催された『東大寺1250年奉賛 薮内佐斗司in東大寺』にて頒布された金・銀・茶の3点セットです。
素材はどれもブロンズで、金は金箔仕上げ、銀は銀箔箔押し、銅は着色加工となっております。氏の作品の中でも長く人気があり、手のひらサイズと小ぶりながらこちらをじっと見上げる視線が可愛らしい作品となっております。
こちらは大変保存状態がよく、箱など付属品なども揃っていたため、こちらの評価額となりました。
緑和堂では、籔内佐斗司の作品を集めております。
骨董・古美術品以外にも多くの取扱品目がございます。LINEやメールなど写真での査定も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。