島岡達三 作 『地釉象嵌　縄文角皿』

皆様、こんにちは！緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からお譲り頂いたお品物はこちらです！
島岡達三作 『地釉象嵌　縄文角皿』でございます。

こちらの作品は島岡達三が人間国宝に選ばれる要因ともなった縄文象嵌が用いられている作品になります。縄文象嵌とは縄で作品に網目模様を施して、そこに色の違う土をはめ込む技法の事で島岡達三が考案した技法となっています。

民芸作品で有名な濱田庄司を師匠としていて、そこで作品を作る腕を磨いてきました。作品の中には濱田庄司の影響を受けているのと見受けられる作品がいくつもあります。

しかしただ影響を受けているというだけでなく影響を受けながらもそこに島岡達三オリジナルの穏やかな雰囲気を持つ作品も多く作られていますので両者の作品を見比べてみると面白いかと思います。

今回は島岡達三の持ち味でもある縄文象嵌であり、保存状態も良かったことからこちらの評価額とさせていただきました。作品のモチーフや保存状態等で評価額は変動いたしますのでご了承ください。