皆様、こんにちは。緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂くお品物は津金日人夢 作『青瓷 三足盃』になります。
津金日人夢は1973年の熊本に生まれ、1993年に有田窯業大学校ロクロ科修了後、熊本に戻り父のもとで作陶を始めます。
2008年には日本工芸会正会員に認定、2010年は熊本県伝統的工芸品に指定と数々の成績を収めております。
全国各地の百貨店にて、個展を開催しており、これからの活躍も楽しみな青瓷の現代作家さんでございます。
こちらの三足盃は青瓷の良さが全面に出ており、貫入という釉薬のみ入る模様が、まるで本物の翡翠のように見え、美しいオーラを纏っております。
津金日人夢が青瓷で最も大切にしているという『品格』が感じられる、至極の作品といえるでしょう。
今回のお品物は、内側に少し使用感があるものの、作品自体の出来が良く、共箱もしっかりと残っていたため、今回の評価額となりました。
共箱がない場合や状態によっては価格が変動致しますのでご了承下さいませ。