丁子紅子 作 『纏い続けて、』

皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、丁子紅子作『纏い続けて、』です。

埼玉県出身の現代日本画家で、繊細できめ細かなタッチ感、透き通るような透明感で見る者を釘付けにするデザインが特徴的です。主に女性を描いています。女子美術大学絵画学科日本画専攻卒業後、第36回現代童画展奨励賞をはじめ、以後様々な賞を受賞、また、2012年から個展も展開し、多岐にわたって活躍されています。

丁子紅子さんの作品は、上記でもお伝えしましたが、なんといっても繊細なタッチ感と、見る人それぞれの気持ちを取り込めるようになるべく色を使わないように描く、というところが特徴的です。髪の一本一本がまるで生きているかのように描かれ、透き通るような無表情の女性に引き込まれ、見る人の感情が入り込める、そんな作品です。

今回のお品物『纏い続けて、』は、アクリル板で4号サイズの作品となります。お持ち込みいただいたお客様のお気持ちが詰まった作品でした。とても綺麗に保存されており、専用の箱も綺麗な状態でした。ヤケや傷も無く、ほぼ新品状態でお持ち込みいただきました。その為上記の評価額となっております。

緑和堂では、丁子紅子さんの作品をはじめ、絵画・日本画を多く取り扱っております。お手元に手放しを考えておられる作品がございましたら、お気軽にお問合せください。