皆様、こんにちは。緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂くお品物は林 隆一郎 作『青瓷 竹雀香爐』になります。
焼き物の本場、岐阜県土岐市で1942年に生まれ、1974年に第21回日本伝統工芸展入選、1975年朝日陶芸展入選、1976年東海伝統工芸展入選、1979年第6回美濃陶芸展中日奨励賞、1982年独立と活躍の場を広げながら活動しました。若い頃より60年以上陶芸と向き合い続け、織部や粉引などに代表されるような多くの名作を生み出されています。茶碗から、オブジェ、食器など経験と感性から作り上げる作品は、手に取る人を魅了します。
彼はサインに遊び心を加えており、中には音符のデザインのものもございまして、それは窯の中で制作する青磁などの作品に施してある貫入がキンキンと音を奏でるように聞こえたからだそうです。
今回のお品物は、作品自体の状態も良く、専用の木箱もございましたので上記の評価額となりました。共箱がない場合や状態によっては評価額が変動致しますのでご了承下さいませ。