こんにちは。緑和堂大阪店でございます!
皆様いかがお過ごしでしょうか。いよいよ今年も七月に入りました。早いもので、気づけば2023年の半分が経過したことになります。やり残すことが無いよう、充実した後半を送りたいですね。
日の出から日の入までの時間もかなり長くなっております。当店の営業終了時間である18時30分を迎えてもまだまだ日は高く、街を歩く人も多いように思います。一日が長くなったように錯覚して、喜ばしい気持ちになりますね。
黄昏時の斜陽を描く絵画家さんをよく見かけますが、そこには陽が沈む瞬間の美しさを永遠にしたいという情念が込められているのかもしれません。
「瞬間を永遠に」というのは絵画や写真の持つ神秘的な特質です。移ろいゆく存在である人間にとっての憧れのようなものが、瞬間を閉じ込めた芸術を見た時に感動を呼び起こすというのが、一つの芸術論的な見方としてあります。
瞬間というのは、風景だけでなく感情もそうなのでしょう。絵画に触れる際は、そのような見方をしてみるのも面白いかもしれません。