伊勢崎淳作 『備前花生』

皆様、こんにちは！
緑和堂京都本店でございます。

本日は、伊勢崎淳作 「備前花生」をご紹介致します。
伊勢崎淳は、備前焼の人間国宝の作家です。備前焼の人間国宝は、金重陶陽に始まり、藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢崎淳の5名です。

備前焼は釉薬を使用しない焼物です。絵付けもなくシンプルさが特徴的な焼物ですが、焼成の際の温度や場所により様々な模様が表現されています。模様の種類としては、胡麻（ごま）、桟切（さんぎり）、火襷（ひだすき）、牡丹餅（ぼたもち）、青備前（あおびぜん）、黒備前（くろびぜん）、白備前（しろびぜん）などが有名です。一つとして同じ焼色はないと言われる備前焼ですが、こういった模様の多様性も魅力の一つです。

今回お譲り頂いた作品は、花生の作品でした。共箱もあり、非常に状態の良い作品でした。貴重な作品をお譲り頂きありがとうございました。

緑和堂では、伊勢崎淳の作品の他にも陶磁器を集めております。箱無しの作品も査定致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。