皆様、こんにちは!緑和堂京都本店です。
本日ご紹介致しますのは小野竹喬作「夕晴」です。
小野竹喬は岡山県に生まれ、竹内栖鳳に師事します。同世代には榊原紫峰や村上華岳など近現代の京都画壇を代表するような作家が多くいます。画風としては素朴で温かみのある風景画作品を多く残しており、代表作としては「奥の細道句抄絵」が有名です。
今回お譲り頂いた作品もそんな温かみを感じる作品です。夕晴と箱書きにあります通り、空が晴れ上がって明るくなる様子が描かれております。それまでは雨が降っていたかは分かりませんが、空が明るくなる様子を描いた作品は、気持ちの良い作品です。
掛軸作品については作品の状態、箱の有無により査定金額が前後致します。ご依頼頂く際にお客様から箱はボロボロだったから捨ててしまったというお話しを伺う事があります。ご面倒かと思いますが、作品の価値を証明するものですので、大事にお取り頂くようお願い致します。
緑和堂では美術品を専門に扱う鑑定士が在席しておりその判別も可能でございます。一見すると価値が無いと思われるお品物でも非常に価値の高い作品もございます。ご自宅で不要になった作品がございましたら是非「緑和堂」までお問い合わせ下さい。