皆様、こんにちは。 緑和堂 京都本店でございます。
今回ご紹介させて頂くお品物は、六代 清水六兵衛 作 「瑞竹飾皿」でございます。
清水六兵衛は、伝統的な京焼(清水焼)の名工として知られ、現在では八代が活躍中です。
今回の六代 清水六兵衛は、京都で生まれ、大学では日本画家として有名な竹内栖鳳や山本春擧などから日本画を学びました。
その後兵役につきますが復員後、父である五代六兵衛に師事し、陶芸を学びました。
活動初期から目覚ましい活躍を見せ、新文展・日展の審査員を務めるなど、昭和の陶芸界を代表する一人となりました。
また、三彩、玄窯、銹泑など六代が生み出した革新的な装飾技法や、日本画の素養を活かした表現方法は、国内外からの評価も高い人物です。
今回お譲り頂いた瑞竹飾皿は、題名の通りダイナミックに描かれており、竹の凄まじい生命力を感じさせられます。
また、本人作の証でもある六角形の印が作品の裏側と共箱に見られ、状態も良いことから上記の評価を付けさせていただきました。
ご自身のコレクション整理やお片付けで出てきたお品物等ございましたら、是非お気軽にお問合せ下さいませ。